Kindle本の原稿を書くコツ
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Kindle出版について網羅的に学びたい場合は『Kindle出版完全攻略ロードマップ』を読むのがオススメです。
Kindle本の書きかたはブログとほぼ同じ
前提ですが、Kindle本もブログも書き方はほぼ同じです。
これは、紙の本になっても変わりません。
多少の違いはあっても、まとまった体系的な文章を書くという点では同じで、体系的な文書の書き方を覚えておくとKindle出版以外でもかなり役立ちます。
- Kindle本とブログの共通点
- Kindle本とブログの違い
- 本を書く正しい手順
上記の順番で説明します。
Kindle本とブログの共通点
まず、Kindle本のとブログの共通点を見ていきましょう。
- 見出しがある体系的な文章
- 読者を意識した設計
- 読まれた量と収益が比例
Kindle本もブログも見出し(校正)がある体系的な文章で、読者を意識してコンテンツを設計します。
そして、読まれた量に収益が比例するところも同じです。
Kindleでもブログでも、読者を意識した設計で体系的なコンテンツを作ることで、読まれる量が増えて収益が増えます。
Kindle本とブログの違い
次にKindle本とブログの違いを見ていきましょう。
- コンテンツのボリューム
- SEO対策の程度
コンテンツのボリューム
Kindle本はあくまで「本」なので、1つの大きな事象を網羅的に学べるボリュームを確保
する必要があります。
ブログは「記事」で小さい事象に対しての内容をまとめることが多いので、本と比較するとボリュームが小さくなります。
ブログは短ければ1,000文字程度でコンテンツになりますが、Kindle本は最低10,000字は欲しいです。
どちらも最低文字数、最大文字数の制約はありませんが、その媒体にとって適切なボリュームを考えるとコンテンツのボリュームに差がでます。
SEO対策の程度
また、SEO対策(検索エンジン対策)に対する対応も若干変わります。
ブログは記事全体を、SEOを意識して設計するので見出しに検索ワードを入れて、検索エンジンに対してわかりやすくする必要があります。
一方で、Kindle本はAmazonでタイトル検索したときに表示されれば問題ないので、見出しの名前は自由につけれます。
Kindle本を書く手順
本を書くときは、いきなり書き始めてはいけません。
先に本を書く準備をする必要があります。
スポーツの試合前に、相手を分析したり戦術を決めたりメンバーを決めたりしますよね。
本を書くときも同じように、事前にやるべきことをやってから本を書き始めるのです。
- テーマを決める
- コンセプトをつくる
- 見出し(構成)を決める
- 執筆する
- 編集・校正する
上記の順番でKindle本を書きます。
「本を書く=ひたすら書く」みたいなイメージがあるかもしれませんが、実はKindle本を書き始めたときには8割の工程は終わっているのです。
見出し(構成)を決めた時点でほぼ本の内容は決まっていて、書く作業はそこに必要な文章を入れているだけなのです。
もし、執筆する前に見出し(構成)決めなどが残っていたら先にそっちをやりましょう。
テーマとコンセプトが決まっていない場合は、『「Kindle本の内容と売上はテーマとコンセプトで9割決まる」』。
見出しが決まっていない場合は、『「Kindle本の見出しの作りかた」』を読んで前の工程を終わらせましょう。
Kindle本を書くときの3つのポイント
文章を書くことは誰でもできるけど、効率よく「わかりやすい文章」や「伝わりやすい文章」を書くとなるとハードルが上がります。
Kindle本を書くときに大切な3つのポイントを紹介するので、活用してください。
- 執筆と編集は分ける
- 本を書く順番を守る
- 書けるところから書く
1つずつ、解説していきますね!
執筆と編集は分ける
執筆作業と編集作業は分けましょう。
これを守るだけで、Kindle本を書くスピードが一気に変わります。
執筆は車のアクセルで、編集はブレーキです。
ブレーキとアクセルを同時に押しながら進むのは、ものすごく効率が悪いです。
アクセルをかける時に一気に進んで最後にブレーキを踏む方が、早く目的地につきます。
Kindle本を書くときも同じです。
修正するときに頭を抱えるようなミスは、さすがに直しても良いですが、書きあげることを優先しましょう。
いくら丁寧に書いても、編集や校正での修正は必要ですし、プロが書く本でも修正作業はあります。
先に見出し(構成)を作って書きやすくするのと同じように、粗さが残っていても書き終えたほうが、完成形が見えてるので修正がしやすいです。
スムーズに出版するためにも、執筆するときは編集を捨てて最後まで書き上げましょう。
本を書く順番を守る
本には「はじめに」「本論」「おわりに」があります。
そして、これらを書く順番にもコツがあるのです。
- 本論
- おわりに
- はじめに
上記の順番で書くのがオススメです。
「おわりに」は、本論を書いた上でのまとめや、読者への追伸にあたる部分なので、本論が完成してから書きましょう。
「はじめに」は、これから読む読者へのメッセージです。本論とおわりにが書けてから、書いたほうが良い導入メッセージになります。
Kindle本は試し読み機能があるので、「はじめに」のところで購入したいと思うようなフックを入れておくと効果的です。
書けるところから書く
本を書くときに「最初から書かないとダメ!」なんてルールはありません。
書きやすいところから書いて大丈夫です。
というか、書けるところから書きましょう。
書けるところから書き進めた方が、良い流れができてトータルでも早く書けます。
見出し(校正)に基づいて書いているので、書く順番がバラバラでも問題ありません。
「ちょっと書くの大変だなぁ」とか「ここは手間がかかる」みたいなところも、他が終わっていれば、「ここを書けば終わりだ!」という気持ちで進められます。
書けるとこから書いて、シンドイところは後回しにしましょう!
事前準備していればKindle本はスムーズに書ける
- 見出し(構成)まで作ってから書く
- 書く工程の中でも執筆と編集は分ける
- 見出しがあるから書けるところから書く
本を書くとハードルが高いように感じるかもしれませんが、ブログの記事が書ければKindle本は書けます。
事前に見出しを作ってから執筆に取り掛かりましょう。
Kindle出版について網羅的に学びたい場合は『Kindle出版完全攻略ロードマップ』を読むのがオススメです。
ブログだとバラバラで読みにくい場合は、
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