KDPの記事アップロード


Kindle出版について網羅的に学びたい場合は『Kindle出版完全攻略ロードマップ』を読むのがオススメです。

記事のアップロード

本の詳細情報を入力ましょう。

ここでは、完成したファイルをKDPにアップロードし、販売する手順を解説します。

言語

Kindle本のファイルができたら、アップロードを進めていきましょう。

KDP にログインして、「電子書籍または有料マンガ」をクリックしましょう。

Kindle本の詳細入力ページに遷移します。
まず、電子書籍の言語を入力しましょう。

多くの方が「日本語」だと思います。

本のタイトル

ここでは、「本のタイトル」「サブタイトル」「レーベル」の3つのセクションを入力していきます。

各セクション

  • 通常入力
  • 全角カタカナ
  • ローマ字

で入力する必要があります。

通常入力は表示させたい通りに入力します。
全角カタカナは全て、全角カタカナで入力します。

数字も英語も記号も入力したらダメです。

ローマ字は半角英数字で入力します。
ローマ字表記でも、英訳表記でも構いません。

ただし、使用できない記号があるので気を付けましょう

本のタイトル

名前の通り本のタイトルを入力します。

基本的にタイトルの変更はできないので、注意して入力しましょう。

サブタイトル

こちらが本のサブタイトルです。

商品ページでは、「タイトル:サブタイトル」と表示されます。

サブタイトルは、「:」以降の部分です。

基本的に変更できないことになっていますが、タイトルよりは変更が通りやすいです。

レーベル

これは出版社名やレーベル名です。
サブタイトルのあとに、(レーベル) で表示されます。

なので、レーベル設定した場合Amazon上では「タイトル:サブタイトル(レーベル)」となります。

無くても構いませんが、出版社っぽくしたいなら書いておきましょう。

シリーズ・版

本のシリーズやバーションを入力する欄です。

シリーズはシリーズものなら入力、版もバージョンアップした際などに入力します。

いずれも、初回の出版であれば空欄で大丈夫です。

あとからシリーズ化した場合でも、シリーズ欄は編集できます。

著者情報

著者情報を入力しましょう。

「著者」がメインの著者で、「著者等」が2人目以降の寄稿者です。
※いずれもペンネーム等で構いません。

「著者」は原則変更できないので、変なペンネームとかは付けないようにしましょう。

「著者等」は後からでも変更できます。

著者等では、編集者やイラストなどの寄稿者を入力することができます。

内容紹介

商品ページで表示される商品説明になります。

内容紹介は、読者の検討材料になるのでKindle本の魅力が伝わるような文章にしましょう。

最大4,000字書けるので、伝えたいことは十分に伝えれます。

書くときのポイントは、読者を引きつけるキャッチコピーからスタートし、本を読むことでどうなるかを書くことです。

本を書くときに決めた、コンセプトを思い出すと書きやすくなります。

書く内容に困ったら、Kindle本の「はじめに」や「目次」を入れるのもアリです。

目次を掲載する場合は、見込み客を引きつけれる目次か確認しましょう。

出版に関して必要な権利

出版に関して必要な権利は、「私は著作者であり、出版に関して必要な権利を保有しています。」を選択しましょう。

キーワード

Amazonの検索対策用のキーワードを設定する欄です。
読者が検索しそうなキーワードを設定しましょう。

キーワードは最大7単語まで設定できます。

書籍タイトルやカテゴリーに、含まれないキーワードを入れるのがオススメです。

検討しているキーワードを入力してKindleストアで検索すると、検索結果から狙っているキーワードが適切かチェックできます。

例えば、本書なら「副業」をキーワードに含める感じです。

検索間口を広げようとして、関係ないキーワードを設定するのは逆効果なので注意しましょう。

カテゴリー

カテゴリーは、本の内容にあったものを選択しましょう。

2つしか選択できないので、最も適した2つを選択してください。

検索されやすくするためにも、適切なものを設定しましょう。

年齢と学年の範囲

子供向けの本の場合に何歳向けかを記入する欄です。

ここは一般本の場合、「いいえ」を選択しましょう。

他は選択不要です。

本の発売オプション

本をすぐ販売するか、予約注文形式にするかのオプション項目です。

すぐに販売したい場合は、「本の発売準備ができました」で大丈夫です。

予約注文の機能を使う場合、カレンダーで販売日を指定します。

最長で1年先まで販売日を設定できます。

予約販売には注意点があります。
以下に気をつけてください。

予約販売の注意点
  • 配信日の72時間以内になるとファイル変更不可
  • 予約キャンセルをすると1年間予約販売できなくなる
  • 2回予約変更すると、1年間予約販売できなくなる

初めてKindle本を出す場合、よっぽどの理由がない限りは「通常出版」 にしておきましょう。

コンテンツのアップロード

このページでは、Kindle本のファイルをアップロード作業をします。

原稿

まずはじめに、原稿をアップロードしましょう。

デジタル著作権管理(DRM) を「はい」 にして、ページを読む方向を原稿に合わせて設定しましょう。

電子書籍の原稿をアップロード」をクリックし、アップロードする原稿ファイルを選択しましょう。

問題なくアップロードされたら、下記のようにグリーンの枠が表示されます。

Kindle本の表紙

原稿をアップロードしたら、Kindle本の表紙をアップロードしましょう。

原稿と同じように、グリーンの枠が表示されたらアップロード成功です。

原稿・表紙どちらのアップロードでも、アップロードには少し時間がかかります。

1分くらい時間がかかることはあるので、写真の状態でくるくるしていても焦らないように。

ただし、5分以上続く場合はトラブルの可能性があります。

時間をあけて再度トライしましょう。

プレビュー・ISBN

Kindle本のプレビューとISBNです。

事前にKindle Previewerで確認しているので、ここでのプレビューは不要です。

ISBNコードも電子書籍の出版には不要なので、入力不要です。

右下の「保存して実行」 をクリックしましょう。

画像のアップロード時と同じように、少し待ち時間が発生しますが問題ありません。

価格設定をしよう

コンテンツをアップロードしたら、最後に価格設定をしましょう。

KDPセレクトへの登録

KDPセレクトの登録は任意ですが、Kindle Unlimitedの登録と、KDPセレクトの登録はセットです。

よほどの理由がなければ、KDPセレクトに登録して、KENPも貰えるようにしておきましょう。

出版地域の設定

出版地域の設定です。
どこかの国で販売したくない等がなければ、「すべての地域」を選択しましょう。

主なマーケットプレイス

主なマーケットプレイスは日本で販売するなら、「Amazon.co.jp」を選択しましょう。

価格設定とロイヤリティプラン

価格設定とロイヤリティプランの設定です。
KDPセレクトに登録した場合は、ロイヤリティプラン70%を選択しましょう。

ただし、70%の印税をもらえるのは小売価格が「250円~1,250円」のときのみです。

それ以外の金額を入力すると
売上の「35%」になります。

金額の設定ですが、好きな値段をつけて構いません。

高くしてもKindle UnlimitedのKENPは同じです。

レンタル&利用規約

本のレンタルは、日本では設定できないので無視しましょう。

利用規約を確認して「Kindle本を出版」を押せば出版完了です。

出版おめでとうございます!

購入可能まで最大で72時間かかるとありますが、だいたい半日くらいで、購入可能になることが多いです。

まとめ:

まとめ

Kindle出版について網羅的に学びたい場合は『Kindle出版完全攻略ロードマップ』を読むのがオススメです。

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カテゴリー:Kindle出版