CanvaでKindleの表紙画像を作る方法
Kindle出版について網羅的に学びたい場合は『Kindle出版完全攻略ロードマップ』を読むのがオススメです。
Kindleの表紙をCanvaで作る前の3つのチェック
Kindleの表紙をCanvaで作る前に、3つのポイントをチェックをしましょう。
- 先に原稿を書いてから表紙をつくる
- Kindle表紙のガイドラインを確認する
- オススメのKindle表紙フォーマット
1つずつ、順番に説明していきます!
先に原稿を書いてから表紙をつくる
表紙を作るタイミングですが、先に原稿を書いてから表紙を作りましょう。
本のタイトルは本を書き終わってから、適切なタイトルが見えてきます。
表紙はタイトルに依存するので、原稿が書き終わってから表紙を作りましょう。
Kindle表紙のガイドラインを確認する
表紙を作る前にKindle表紙のガイドラインを確認しましょう。
ガイドラインは以下のとおりです。
電子書籍の表紙画像の理想的な寸法は、縦と横の寸法比が 1.6:1 です。つまり、画像の幅 1,000 ピクセルあたり 1,600 ピクセルの高さが必要です。特に高解像度の端末で画像の品質を最高にするには、画像の高さを 2,500 ピクセル以上にします。表紙ファイルの理想的な寸法は 2,560 x 1,600 ピクセルです。
- 画像の寸法は 1,000 x 625 ピクセル以上であることが必要です。
- 画像の最大の寸法は 10,000 x 10,000 ピクセルです。
- 画像ファイルのサイズは 50MB 以下にしてください。
下記のような内容の表紙画像は使用できません。
KDPのガイドライン
- 他の出版者やアーティストの著作権を侵害するもの
- 価格やその他の一時的な販売促進の提供に言及するもの
1,000px x 625pxから10,000px x 10,000pxの範囲の画像なら問題ありません。
あとは、表紙で著作権違反したり、金額のことなどを書かなければOKです。
オススメのKindle表紙フォーマット
Amazonの表紙フォーマットを見ても、よくわからないと思うのでオススメの表紙フォーマットを紹介します。
1,800×2,560pxの「.png」ファイルです。
KDPでは黄金比(1.6:1)の表紙フォーマットが推奨されています。
ですが、日本では白銀比(1.4:1)の書籍が多いので無視したほうが良いです。
高画質の端末で綺麗に見えることと、白銀比を両立させるなら、1,800×2,560pxがベストなサイズになります。
拡張子が「.png」なのは、「.jpg」形式より「.png」形式の方が画像がキレイだからです。
「.png」の方が容量が大きいという欠点はありますが、表紙1枚で規定の50MBを超えることは基本的にはありません。
キレイな「.png」で表紙画像を作成しましょう。
CanvaでKindle表紙をつくる7ステップ
Canvaで表紙をつくるのは、以下の7ステップでできます。
外枠から固めていって、徐々に細部の作業に移行していきます。
- 参考にする表紙を決める
- Canvaにログイン
- キャンバスを開く
- パーツを並べる
- テキストを並べる
- 細かい調整をする
- ダウンロードする
順番に見ていきましょう。
参考にする表紙を決める
まっさらな状態から表紙を作るのは大変です。
世の中にあるデザインも、基本的に参考としているデザインがあります。
最初に、デザインを参考にする本を決めましょう。
今回は、私のYouTube書籍のデザインを参考にします。
Amazon商品ページ
Canvaにログインしてキャンバスを開く
まずはじめに、Canvaにログインしましょう。
Canvaのトップページ
カスタムサイズのキャンバス作成しましょう。
作成するサイズは1,800×2,560pxです。
カスタムサイズサイズを設定した画像
パーツを配置する
表紙に必要なパーツをバーっと並べていきましょう。
とにかく必要な図形を置いて、全部置いたらざっくりと整列しましょう。
パーツをとりあえずおいた画像
↓GIF
調整した後の画像
テキストを配置する
パーツを配置したら、次はテキストを配置しましょう。
テキストを配置するときの順番は、以下のとおりです。
- テキストボックスを配置する
- テキストを書く
- 大きさを調整する
テキストボックスを配置しまくった画像
↓GIF
テキストを書いたあとの画像
配色をする
テキストを配置したら、色を決めましょう。
今回はKindleの本なので、Kindleロゴを意識したオレンジをメインにした配色にします。
細かい調整をする
最後に細かい調整をしていきます。
一文字だけ小さくする
「最強の教科書」の「の」だけを小さくします。
文字を一文字だけ小さくするのは、Canvaではできません。
このような処理をする場合、テキストボックスを分ける必要があります。
- テキストボックスを複製
- 不要な文字を消す
- 文字サイズを調整
この3ステップで1文字だけ小さくできます。
文字の感覚を詰める
帯部分の文字間隔を詰めます。
上部バーのスペースから「行間隔」を調整で、行の間隔を詰めれます。
左右方向を詰める場合は、文字間隔を調整したらできます。
これで完成です。
ダウンロードする
デザインが完成したらダウンロードしましょう。共有→ダウンロード
で、PNGファイルを保存すればダウンロード完了です。
ちなみに、一連の変化はこんな感じになります。
まとめ:
Kindle出版について網羅的に学びたい場合は『Kindle出版完全攻略ロードマップ』を読むのがオススメです。
ブログだとバラバラで読みにくい場合は、
Kindle版「Kindle出版 最強の教科書」でもKindle出版について学べます。
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