Kindle本の見出しの作り方

Kindle出版してみようと思ったけど上手く見出しが作れない人が、スムーズに見出しを作れるようになる方法を紹介します。

見出しの作り方や考え方から、効率よく見出しを作るのに使えるツールを紹介するので、Kindle出版に挑戦する方は是非読んでみてください。

記事でわかること
  • Kindle本の見出し数の考え方
  • Kindle本の見出しの作りかた
  • 見出しをスムーズに作る方法

本を書く=原稿を書くというイメージを持つ方がいますが、実際は原稿を書く前の見出し作りの方が大切です

見出しを正しく作ると、原稿がスムーズに作成できるようになるので、この記事を読んで見出し作りをマスターしてください!

Kindle出版について網羅的に学びたい場合は『Kindle出版完全攻略ロードマップ』を読むのがオススメです。

Kindle本の見出し(構成)を作る基本事項

Kindle本の見出し(構成)を作るキホン

Kindleの見出し作りの手順を解説する前に、見出し作りに関する基本的なことを確認しましょう。

  • 見出し(構成)を作るメリット
  • 見出し(構成)数の考え方

の順番で説明します。

見出し(構成)を作るメリット

見出しがないと、Kindle本は書けないと言っても過言では無いくらい見出しは大切です。

原稿を書く前に見出しを作るメリットは、3つあります。

見出しを作る3つのメリット
  • 原稿を書く前にバランスがわかる
  • 書く前にボリュームもわかる
  • 書くときに悩まず書ける

見出しを作ることで、原稿を書く前に本のバランスが良いかをチェックできます。

明らかに見出しの項目が少ないところや多いところがあれば、原稿を書く前に調整しましょう。
書いたあとにバランスが悪いということも防げます。

また、見出しの数を数えることで大体何文字くらいの原稿になるかの目安もわかります。

先に見出しを作っておくことで、原稿を書くときは見出しに沿って書くだけになるのでスムーズに原稿が書けるようになります。

見出し(構成)数の考え方

Kindle本の見出しの数は、本のゴール(目標のボリューム)から逆算しましょう。

目標文字数 ÷ 項目の文字数 = 見出し項目数で計算できます。

たとえば、2万字のKindle本を書くとして、1項目あたり約500文字なら40項目あれば2万字書けるみたいな計算です。

実際に執筆していると項目によってボリュームの差は出ますが、ある程度文章を書くと1項目あたり何文字で計算したらいいかの目安は出てきます。

このように見出しをつくることで、本を書く前に全体のバランスを整えたり、原稿のボリュームが管理できるのです。

見出し(構成)を作る手順

Kindle本の見出しを作る手順は以下の流れで行います。

見出しをつくる手順
  1. 原稿の目標ボリュームを決める
  2. 見出しの項目を洗い出す
  3. 項目をグループ化しバランスを整える
  4. 読者が理解しやすいように並べ替える
  5. 「はじめに」と「おわりに」を追加する

この流れで進めれば、Kindle本の見出しがスムーズに作れます。

次のセクションで「見出しの項目を洗い出す」からのポイントを掘り下げて説明します。

Kindle本の見出し(構成)を作るときのポイント

Kindle本の見出し(構成)を実際に作る流れ

Kindle本の見出し(構成)を作るときのポイント

  • 見出しの項目を洗い出す
  • 全体のバランスを整える
  • 読者が理解しやすいように並べ替える
  • 「はじめに」と「おわりに」を追加する

見出しの項目を洗い出す

まずは何も考えずに見出しの項目をバーっと出しましょう。
あとから、項目を足したり引いたりはできるので、思いつく限り項目を出してみてください。

見出しの項目は、この記事でいう「Kindle本の見出し(構成)を作るときのポイント」「見出しの項目を洗い出す」などのことです。

目標文字数から計算した、項目の数を目標に見出し項目をだしましょう。

項目をグループ化しバランスを整える

ある程度項目がでたら、項目をグループにまとめてバランスを整えていきましょう。

項目をグループにまとめることで、全体のバランス感がわかりやすくなります。

見出し項目のグループ化は、このブログの記事のように親子関係になるように作りましょう。

グループ化すると全体のバランスが見えるので、見出し項目が足りないグループの項目を増やしたり、多いグループを分割したりして、全体のバランスを整えましょう。

読者が理解しやすいように並べ替える

全体の項目のバランス調整ができたら、読者が理解しやすいように項目をグループ単位で並べ替えましょう。

本のジャンルにもよりますが、以下の順番で並べれば大きく外すことはありません。

見出しの並べかた
  • 問題提起や導入
  • 概要レベルで流れ伝える
  • 具体的な手法を伝える
  • 補足説明や+αの話をする

具体的な手法だけあればコンテンツとしては成立するのですが、読者と筆者の間の知識差があるので問題提起や導入から話をはじめると読者にとってわかりやすいコンテンツになります。

「はじめに」と「おわりに」を追加する

項目の並べ替えまで終わったら「はじめに」と「おわりに」の項目を追加しましょう。

これで見出し項目の完成です。

Kindle本の見出し(構成)作りをスムーズに行うコツ

Kindle本の見出し(構成)作りをスムーズに行うコツ

見出しを作るときのポイントがわかったら、スムーズに見出しを作れるようになるコツを紹介します。
ツールを使うと見出し項目のバランスが取りやすく、作業が早くなるのでオススメです。

  • マインドマップを使ってバランスを取る
  • Transnoで項目出しでは大活躍

マインドマップを使ってバランスを取る

見出し(構成)のバランスを取るときは、マインドマップを使うと便利です。

マインドマップは項目全体を見れるので、全体のバランスを確認しやすいです。
また、書いた項目をサッと移動させられるので、バランス調整の作業も素早くできます。

個人的には、項目を書き出すときテキスト、移動させるときはマインドマップが作業しやすいです。

Transnoで項目出しでは大活躍

テキストでの項目出しとマインドマップがくっついたらツールがあれば、すごく作業しやすいなと思っていたら良いツールがありました。
Transno というツールが、かなり使いやすくてオススメです。

このツールはテキストでの入力とマインドマップの表示をワンタッチで切り替えれるので、かなりスムーズに作業できます。

ツールを使って、構成をつくる効率をあげましょう!

まとめ:丁寧に見出しを作るとKindleの執筆は超ラクになる

記事のまとめ
  • Kindle本の目標ボリュームから見出しの数を逆算する
  • 項目をとにかく出して並べて整える
  • スムーズにやりたいならTransno を使うと便利

見出し(構成)を作る工程は慣れないと大変ですが、ここを丁寧にやることでいい作品に近づきます。

面倒に感じたとしてもグッとこらえてやることで、執筆作業がかなり楽になります。

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